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オープンデータ活用術・完全版【第3章】⑤企業の「働き方」を調べる

D-JEDI理事:熊田安伸

企業編、まだまだ続きます。今回は、最近注目されている企業の「働き方」のデータを入手できるツールをご紹介します。

「しょくばらぼ」で働き方を調べる

まずは「働き方」が企業によってどう違うのかを調べられる「しょくばらぼ」です。

厚生労働省が運営するサイトで、「職場改善に積極的な企業の残業時間(時間外労働時間)や有給休暇取得率、平均年齢などの職場情報を検索・比較できるWebサイトです」とのこと。もともとは求職者のためにつくられたデータベースです。

職場情報検索で、私の古巣・NHK(日本放送協会)を調べてみると、基本情報として企業規模は1万343人、採用者のうち女性の割合は56・0%で、半数以上は女性を採用していることが分かります。

しかし、正社員の女性の割合は22・0%で、管理職となると12・0%、そして役員では24人中7人にとどまっていました。

男性の育休取得率は34・7%。1カ月当たりの残業時間は平均で10・3時間だということです(2022年8月更新の最終データ)。

求職者のために企業側が提出した情報なので記事にも使えますが、一方で実態と違うようなことがあれば、そのことを指摘する報道ができると思います。(実はマスコミ各社の残業時間が、ほかの企業と比べてやたらと短い時間で記載されていることが気になっています…)

このサイトは、基になった三つのサイトがありますので、そちらも紹介しておきます。

ここからは会員限定です。こうしたデータベースを利用して大学生が独自に調査をした記事もご紹介します。

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