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D-JEDI連載「取材や調査に役立つオープンデータ活用術」

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あなたが苦労して調べても手に入らなかった情報、実はネットですでに公開されているかも。「オープンデータ活用術」では、NHKで調査報道に携わり、現在はSlowNewsシニアコンテンツ…
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#記者のためのオープンデータ活用ハンドブック

オープンデータ活用術・完全版【第8章】②サイトの制作者などを調べる

D-JEDI理事:熊田安伸 第8章「サイトの情報を調べる」、今回は「ホームページを誰が作ったのか」などの情報を調べる方法をご紹介します。 「WHOIS」「aguse」でサイトの情報を調べるインターネットのサイトには「ドメイン名」があります。要するにインターネット上の住所で、メールアドレスやURLの末尾にある「〇〇〇.jp」などです。これがあるから、メールが届いたり、サイトが設置できたりするわけです。 そのドメイン名から、サイトの持ち主などの情報を割り出すことができます。

オープンデータ活用術・完全版【第8章】①消されたサイトの情報を復活させる

D-JEDI理事:熊田安伸 今回から第8章「サイトの情報を調べる」です。まずは消されてしまったウェブ上の情報を探し出す方法をご紹介します。 第1章で述べたように、入札のことを告知する「入札公告」や、結果を示した「入札(経過)調書」は、官庁や自治体のホームページに掲載されますが、これが削除されてしまった、というケースがありました。 沖縄タイムスは、2016(平成28)年5月に辺野古沖の米軍新基地建設に関連して、沖縄防衛局の発注をめぐる「辺野古警備 入札を厳格化して事実上1

オープンデータ活用術・完全版【第7章】②鉄道・船舶・航空機の事故を調べる

D-JEDI理事:熊田安伸 「乗り物や事故を調べる」の第2回です。今回は、鉄道や船舶、航空機の事故を調べることができるオープンデータをご紹介します。 「運輸安全委員会」のサイトを使う船舶・鉄道・航空機の事故のオープンデータは、運輸安全委員会のホームページから報告書を入手できます。 船であれば衝突事故や座礁事故だけでなく、船内での労災なども調べることができます。 『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』を書いた時と比べると、かなり仕様が変わりました。例えば航空機の

オープンデータ活用術・完全版【第7章】①自動車事故を調べる

D-JEDI理事:熊田安伸 さて、ここからは第7章、「乗り物や事故を調べる」です。この分野もオープンデータが次第に充実してきました。 大事故には必ず「報告書」がある大きな事故があったとき、国の機関が調査に入ります。そして調査に入ったならば、必ず「報告書」が作成されます。それを入手すれば、事故の詳細な情報を知ることができるわけです。 例えば自動車事故であれば、「自動車事故報告書」の他、現場の見取り図なども入った「状況報告書」「運転者の健康状態に起因する事故の調査事項」など